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2016

9/22

金沢の美味い熟成肉とお酒

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ビステッカアルティジャーノ

昨日は弊社代理店さんとの打ち合わせに石川県へと飛ぶ、もちろん北陸3県は魚も美味いし見て回りたいところも様々ではあるが、この日の一番の楽しみはまたしても肉である。私もお付き合いさせて頂いている滋賀県のサカエヤさんの新保社長がこのお店をフェイスブックであげていたからで一度行ってみたかったからだ。外観からは想像がつかないほど中はアイリッシュパブそのもの、2階建ての店内は1Fがバーで2Fがレストラン。1人で予約をして伺うがなんせ時間が早すぎる。この日は帰りの新幹線の都合もあり、5時半に一人の客?って感じであったのではないかと思う。そんな中、1Fのカウンター席に座り、新保社長の絶賛のLボーン50日熟成を頼もうかとグラム数を聞くと今日の最小サイズが600g流石に一人では食べれない、いや残す事が気持ち的に許せない。そこでオーダーしたのがモモ肉の熟成400g、これでも普通の方からすれば多い量かもしれないが食べれるのはやはりうまく熟成されているからだ。肉を待つ間に色々なお話を聞かせて頂けるオーナーの戸田さん。なんの仕事をの問いにとうとう、新保社長の知り合いで自分の会社の業務内容(熟成庫、ワインセラー、ショーケース等の製造販売)を伝えると開口1番、新保社長のお肉は美味いと絶賛、店内iをくまなくご案内頂く。圧巻なのがウイスキーをはじめお酒の種類と数の多さ。2Fには樽がゴロゴロとディスプレィされているがこの光景がまたすごい。

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少しわかりずらいが樽が天井まで2段重ねで並んでいる。そして奥の通路には控えめに来店された方々のサイン色紙があり、その中には私の大好きな北方謙三先生の色紙も。聞いてみるとオーナーの戸田さんも本を執筆されていたりだとかで知り合いだった様でとにかく会話が楽しい。最初のオーダーのギネスビールを出されてまたびっくりする、このビールの泡のきめ細やかさわ絶対に写真では伝わらないのはわかっていながら写真を撮らずにはいられなかった。

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爪楊枝を立てれば間違いなく立つ様な泡のきめ細やかさ、この後モルツを2杯頼んだがやはり同じ様なキメのビールが出てくる。しかし、多少時間がかかりますよ。ビールを飲みながらカプレーゼを頂き肉を待ちながらオーナーに色んなことを教わる。そしてメインのお肉登場。

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この焼き加減、近江牛のモモだが決して柔らかいだけでは無い、十分な噛み応え、まさに歯に刺さりながら嫌みの全くない熟成香。味付けは本当にシンプルに岩塩が少しかかっているだけ。この量を食べても全く胃もたれが無いのが美味い熟成肉の証といっても過言では無い。仕事が無くても金沢に足を運びたくなるお店に間違えは無いお店の一つになったが、次回は数人でLボーンを食べてみたいと思う。石川県の近所に行かれた際にはぜひ立ち寄って頂きたいお店だ、そんなこんなで無事に北陸新幹線、かがやきのなかでは熟睡していました。