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お知らせ

2019

4/07

熊本に本気で食育と向かい合う食のテーマパーク建築中!!

今回は熊本市内から車で約40分の場所に新たな食育に取り込まれているショップの熟成庫(チャ

ンバー型)約1.3坪の現場の模様をアップします。始まりは京都の南山様の楠本社長からのメッセンジャーでした。熊本でこんな事に取り組もうとしている方がいらっしゃるからジーエムピーさんを紹介しましたよと有りがたいメッセージだった。それから私は熊本に飛び、熊本と言えば熊本あかうしや井 信行さんのジャージーなど食材の宝庫だ!!そんな中、ホルスタインの経産を美味しいお肉にして天寿を全うして欲しいとの話。一般的にはホルスはドライエイジング(風を使い)水分のコントロールを行うのが一般的なのだが、弊社のお客様に同行頂きやはり枯らしで熟成させたいとの事、うぅぅぅぅぅん、今までホルスの枯らしはやった事が無い、そんな中での今回のチャレンジ!!

まずは福岡のCOWSI CAMPさん。ここで3店舗目となる福富さんは熊本の井さんなどとの交流もあり、とにかくストイックに自分の求める肉を探求されている、それと今回の店名の様に大人のキャンプ場がテーマの店内には薪で焼くステージが鎮座している。

こちらにお伺いした後に折角なので食べ比べをして頂こうとの事でお伺いしたのが福岡市内で佐賀牛に拘り熟成肉や牛の生ハムも作ってしまう、跳牛さんへ訪問。

骨付きのモモ1本やロースも4,50kgは有ろうかと思うような塊で60日から90日の熟成を施されている。同じ牛肉でも黒毛和牛とホルスタイン(枯らし熟成とドライエイジング)でこんなに違うのかをまざまざと見せつけてくれる両店のオーナー!!

みすじの炭焼き

牛の生ハム

随分と話が戻ってしまったので熊本に話を戻そう、そもそも、こちらの責任の専務は現役のママさんである。自分の子供たちに安心で安全な食材で料理をしてあげたいと考えるのは母として当然の事なのかもしれないが、その考えを遊びながら体験できるための施設として食育を目指したい。もちろん、命との向き合い方も伝える為に今回の施設を作るをコンセプトとしています。中には可哀そうとか見せなくても良いんじゃないのとの声も聞こえてしまう事も有ろうかとは思うけどきちんと伝えるがコンセプトですからねと言われる。そして今回弊社が施工しているのはシースルー型の熟成庫、通常であればもう少し遅い時期に施工するのだが検知器さんとの取り合い、仕舞の良さ等々を何度と無く打ち合わせをして今回の時期での施工となった。まだ途中で有るが7月中には全貌が披露できる予定です。今回は熟成肉専用とシャルキュトリー専用のショーケースも導入頂いていますので楽しみにして下さい。

施工途中の熟成庫