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2019

7/17

日本ドライエイジングビーフ普及協会アメリカ研修5

ニューヨークでの研修で満を持してあの名店への訪問となった。ザガットサーベイと言えばピンと来る方もいらっしゃるかと思う、ウルフギャングやエンパイアステーキハウスなどもこの店で修業したシェフたちが多く巣立って行ったあの名店、そうPeter Ligerだ!!

私たちが店を訪ねたのが13時は過ぎているのに外までお客様の列が出来ている。NYで数多くのステーキハウスに行ったがこの行列は初めてで正直、面食らってしまった。

店内の風景

壁一面にはザガットベーからの認定書が並ぶ。そんな中、予約してある2Fへ上がっていきいよいよ食事が始まる。

まずは、Lボーンステーキがサーブされる。今では日本でもよく目にするNYスタイルならではの皿ごと900℃のオーブンで焼かれたステーキをスプーンを使ってサーブして頂く。牛肉の香りと焦げたバターの香りが鼻腔をくすぐりこの上なく食欲をそそる。そんな時になんと、なんとこんなサプライズがと思ってしまうサプライズが!!!!!!!! あの、あの 、あのMasterPerveyourのマークが奥様と娘さんを連れての登場では無いか、マークとは約3年ぶりの再会!!ほとんど英語なんて話せない私だがうれし過ぎて奥様と娘さんとずっと話し込んでいた。そんなタイミングで出てきたのがTボーンステーキだ。

マークが出して頂いたワインとお肉を食べながらの談笑は続く、まさに焼き方はブラックアンドブルー、今まで色々なお店で私もステーキは食べてきたが会話の楽しさも相まってこの上ないステーキであった。こんな、思いをする事はもう無いかもしれない。このボリュームを食べた後にまだ出て来るのであるがそれがやはりアメリカと言えばのこれだ!!
勿論の事ながらハンバーガーのパテに使われているのは熟成された肉で、ハンバーガーとチョップドステーキの丁度、中間の様なお肉なのだがこれが美味い。本当のハンバーガーだ、ここ数年、日本でもプレミアムハンバーガー的なハンバーガーも有るがやはりこの域にはなかなか達さない。不思議なことにこれだけのお肉やハンバーガーを食べても胃もたれが無い、非常にあっさりとしながらうま味はたっぷり過ぎる位に有る。熟成肉の奥行きはどこまで、まるでブラックホールかの様な奥行きさえ感じる。最後にマーク家族と日本からの訪問団14人での記念撮影。本当に有意義なひと時であった。