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2016

11/27

やまけんさんの短角和牛すみれの肉を食べる会に参加!

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やまけんさん事、農業コンサルの経営者,株式会社グッドテーブルの山本謙治社長が自分が飼っている岩手の短角和牛を食べる会を開催された、今回が初参加だったが内容に驚くばかり。やまけんさんは農産物の流通に精通されている業界内では誰もが知っている方なのだが今回は自分のお肉を静岡のさの萬さんと浦安のマルヨシ商事さんの熟成庫で熟成したすみれを食べる会となった。さの萬にはロースを熟成して頂き、マルヨシさんではモモを熟成庫に入れて頂いたようだ。さの萬さんといえばそう、日本に熟成肉を持ってきた方で業界内では知らない人はいないと思う。私も数回熟成庫の中に入れて頂いたがその完成度の高さにはいつも驚くばかり。ましてや今回のすみれはやまけんさんが誰よりも信用している岩手の漆原さんで肥育してもらいエサなどの指定もやまけんさん自ら依頼している。現在のお肉の多くは畜舎で飼われ濃厚飼料をたくさんあげ霜降りになる様な肥育が多い中飼育米、粗飼料を十分に食べさせその上、夏山冬里の昔ながらの東北地区ならではの肥育牛である。冒頭でやまけんさんのあいさつで今日は無理をしないように食べて下さいねの一言、何故と思いながらメニューを見てみる。ありえないこんなのありえなってメニュー、一人当たりの量ではない肉肉だ。ビックリ!!!

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まずはトリュフ入りのコンソメスープ、言い忘れたが今回料理を担当して頂いたのが新川の旬グルマンの小池オーナーシェフ、小池シェフは帝国ホテルで腕を振るい2年前に旬グルマンをオープンさせたシェフである。そしてこのコンソメスープはなんと宮様にお出しするスープをそのまま再現している。全く曇りが無い夜空の様に澄み切っているがその味わいは深い。ここから熟成肉のモモのローストと続くがモモがまたうまいマルヨシさんの熟成庫の環境の良さを物語っているようだ。img_20021

モモのローストに続き出てくるのが冷前菜、私は正直レバーが苦手でほとんど食べる事は無いのだが残すのも申し訳ないと思いながら1口食べるとまさに私が知っているレバーでは無い美味すぎる。img_20051

そのあとのシャルキュトリ4種、何を食べても美味い。そうする中メイン熟成肉のサーロイン、思わずギャートルズだと声をあげてしまうボリューム感、2Kgはあるのでは。

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やはり30課月齢まで引っ張てあるだけに脂もすごいがこの脂の美味さが格段であった。この後ニクヤベースが肩ロースを使った牛しゃぶだ、牛しゃぶはやまけんさ自らよそって頂き私はこのあたりでグロッキーimg_20191img_20161

決しておなかが重い訳では無い、本当においしい肉をおなか一杯に食べているだけで霜降りの肉を食べた時の脂感は全くない。この後雑炊、デザートと続くがフォンダンショコラの美味さがまた格別だ。まさに別腹感が満載で有った。

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今回も色んな方との交流も含めとても内容の濃い会であった。